アジア万感 ベトナム 24時
仁川空港経由。韓国人は冷たかった。
一人海外は初めて。自分がベトナムにいる。
熱気むんむんだが、肌でベトナムを感じていた。
日付が変わる頃にホテルに着く。部屋には無数の蚊。ヤモリ。
先制パンチにしては強烈だった。警戒にかわす。そんなことはどうでも良かった。
これが、ベトナムなのだ。
翌朝、ホテルの朝食でフォーをチョイス。決して良いホテルではなかったので、食堂はきれいではないが、唸った。スープが旨すぎる。しかも、フロントにいた兄ちゃんが作っている。
am8時 外に出る。初日が始まった。37℃
排気ガスで街がガスっている。晴れているが、どこにいても排気ガスから逃れられない。教会を探す。町並みがどこにいても同じなため、方向感覚がなくなる。ホテルから歩いて3分程の場所なはずだが、たどり着けない。
スーパーに入ると、ロッカーに荷物を預けるよう言われた。いきなりおつりを間違えられたが、数十円だったからスルー。
pm1時 街が昼時だった。
坂口憲二のアジア万感で学んだのは、地元の人で賑わっているのは、旨い証拠ということ。バインミーの屋台がある。オフィスワーカーで賑わっている。お姉さんがフランスパンにソーセージスライスとパクチーを詰めている。歯でベトナムを噛み締めた。250円。
ベトナムは英語がほとんど通じない。路面店が敷き詰められどこにいても生活感で溢れている。日本の縁日やアメ横が日常。社会主義国家だから、競争している感じはしない。だいたい扇風機だから、店もキンキンに冷房が効いているなんてこともない。家電が普及していないせいか、ビールには氷が入っている。屋台では、背もたれのないプラスチック製の椅子に座り、みんな楽しそうだ。治安にはビビっていたが、若い子達も元気に夜を過ごしている。
夜はまだまだ終わらない。